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温泉と医療
明治時代になると温泉の科学的研究も次第に盛んになり、昭和以降は温泉医学及び分析化学の進歩によって温泉のもつ医療効果が実証され、温泉の利用者も多くなりました。豊富な温泉資源に恵まれた別府温泉では、1912年(明治45年)には陸軍病院が、1925年(大正14年)には海軍病院が開院し、1931年(昭和6年)には九州大学の温泉治療学研究所が設置され、また戦後には原子爆弾被爆者別府温泉療養研究所が開設されるなど、温泉治療の研究に取り組まれていきました。
温泉に入る事で、痛かった神経痛が軽くなったり、
血行を良くして肩が軽くなったり病後の体力回復などの「温泉療法」が注目されています。湯治という行為は、日本においては古くから行われていましたが、衛生に関する知識や医療の技術が十分に発達していなかった時代、その伝聞されていた効能に期待して、温泉につかったり飲泉するなど、多くの人が温泉療法によって病気からの回復を試みていました。
湯を使う風呂が一般的でなく、衛生に関する知識や医療が不十分であった時代には、温泉は怪我や病気に驚くべき効能があるありがたい聖地でもありました。
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