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温泉の歴史探索の旅に出よう
近世の温泉
江戸幕府になって政権が安定すると、温泉は大勢の人々に利用されるようになりました。また、温泉医学が進み、温泉案内や温泉番付が発行されるようになりました。箱根温泉を紹介した「七湯の枝折」には、温泉の効能や温泉にまつわる伝説が記載されています。温泉にまつわる伝説は、その地域に伝わる貴重な財産でもあり、当時の温泉番付は、歴史が古く効能が顕著な順序に並べていたと考えられます。江戸時代には、温泉について数々の文献が残され、各地の大名が湯治したと伝えられる温泉地も数多く存在しています。
温泉の効能は、長年の経験や勘によって決めていたようです。各地に関所が置かれて「通行手形」がなければ自由に旅など出来なかった江戸時代には、各地の大名が湯治したと伝えられる温泉地が今もなお数多く存在しています。
近世日本にどれだけの温泉地が存在したのかは定かではありませんが、江戸中期に発行された史料の一つである「温泉番附」には、100カ所近くの温泉地がその効能や江戸からの距離と共に掲載されています。
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